2020年12月15日火曜日

開業より17年、初めての臨時休業について→臨時休診は延期になりました!

開業より17年、初めての臨時休業について →延期になりました。

みなさんは予備自衛官制度をご存じですか?

普段は民間人として、個々の職業に勤務しながら年間5日の予備自衛官訓練に参加し、有事の際には、国の防衛や災害招集等で社会貢献する非常勤自衛官です。

紆余曲折ございまして、このたび私は教育訓練を受けることになりました。

 

開業して17年間、自己の管理と、精神管理を常に心がけ

父が危篤の際も、愛娘が交通事故にあった際も目の前の患者さんの診察を放り投げることはしませんでした。これは亡くなった父の思いでもあり、正直涙をのむことも多々ありますが医師になった以上は覚悟していることでもあります。

近年の自然災害や、新型コロナウイルスに伴う社会的ダメージは計り知れないものがあり、少し前まで当たり前に出来ていたことが出来ずに歯がゆく思うこともあると思います。

私どもも普段の診療では日々工夫をしながら時代にあった地域医療を提供できるように邁進してまいりましたが「このままでいいのだろうか」「微力ながら何か力になれないだろうか」「私の身体が自由に動くうちにもう一つ何か役に立つことはできないだろうか」・・・などと以前より漠然と考えておりました。

 

私の意識が変わったきっかけは2つ

1つは、2011年東北の震災では3月22日から医師会を通して、医師として派遣される予定だったことです、当時は混乱の為、前日に連絡が入り中止に。

唯一出来たこととすれば、事務長と話し合い、出来る限りの納税をしたことでした。

 

2つめは

幼少期から当院をかかりつけにしてくれていたある少年に予備自衛官制度の概要を紹介されたことでした。

小さく可愛かった彼は自衛隊の活動に感銘を受け自衛隊の高校へ進み、「人を助けたい」と熱意と夢にあふれ、いつの日かまぶしい大人になっていました。

私も中年になり医師を目指したあの頃の熱い思いはどこに行ってしまったのかと、はっと気づかされました。

 

今回の人類を襲う、コロナ禍のなか。正直、年齢もぎりぎりでしたが、残りの人生、医師としてどうあるべきか、愛娘に父はどう生きたか、将来伝えられる人生であろうと決意のもと予備自衛官に志願し、試験に合格しましたので教育訓練を受けます。

 

開業より17年プライベートなお休みは1日もありませんでした。

3年前に 苦労を共にした事務長の通夜のため、1度だけ30分の早じまいと、東北の震災の日に午後を休診としたのみです。

 

私は、今まで、医師は、目の前にいる患者さんを診るのが使命と考え、政治的な問題は考えないように努めてきました。

自衛隊に対して種々の意見があることは理解の上で、災害現場等で住民の救助や保護にあたる自衛隊員の方々や警察・消防の方々に常日頃、尊敬と敬意とあこがれがありました。

今回のコロナ禍でも、ダイアモンドプリンセス号に最初に乗り込んだのは、まさに彼らです。

 

私は日々の 地域の皆様の診療を大切にしながら、有事では少しでも役立てるようにこれからの人生悔いの無いように、医師として、一人の人間として努力してゆく所存でございます。


臨時休業〈予備自衛官補の教育訓練招集のため〉

令和3年1月27日(水曜日)から1月31日(日曜日)

令和3年2月3日(水曜日)から2月7日(日曜日)

休診としますので、何卒ご理解下さい

臨時休診は延期です。通常通り診療致します。
(緊急事態宣言に伴い、教育訓練招集が延期の為)

また、このたびの臨時休診(延期です)は日頃より地域医療を一緒にがんばってくれている従業員にとっても、疲弊した身体や心を癒やす時間であってほしいと思っております。

院長 小野