2016年1月15日金曜日

中学生の職場体験プログラムを通じて・・・【最終回】

最後に…
「私からあなたたち伝えたいこと」

①どんな職業でも誇りをもって下さい。
その人がいなければ世の中が成り立たないのです。色々な職業があって人の縁があって、初めて成り立つのです。

②今の漠然としている夢を大事にしてください。
どうせ出来ないなどと思わないで下さい。
13歳の自分と15歳の自分と大学に行く18歳の自分とでは、より具体的に何をしたいかはっきりとわかってきます。その時、いずれにしても基礎的な学力は必要です。頭の中に入っている知識は人に盗られることはありません。財産です。

③勉強に対して意識を変えてください。
学校の勉強が好きな人はまず、いないと思います。
ネットを見てるほうが楽しいと思います。大人になり仕事をするのは、我慢の連続です。
自分が悪くないのに謝らなければならない時もあるし、できて当たり前で、できなければ怒られることもあります。
あなた方のお父さんも会社に行きたくない日もあるだろうし、会社に行かずにどこかへ遊びにでも行きたいなぁと思う日もあるだろうけど、結局、仕事へ向かいます。
それは大人だから、我慢が出来るのです。
勉強して歴史の事を知っていても江戸時代にタイムスリップするわけじゃないから、意味がないと思わないでください。医者になり、物理の話や高校生で習う三角関数なんて使ったことがないけれど、一生懸命覚えた事に意味がありました。
中学生、高校生の勉強は我慢の練習だと思って下さい。入学試験はその子が「どれだけ我慢し、乗り越えてきた子か」の試験だと思います。
だから、毎日、嫌でも最低限の勉強はしてください。
得意な科目もあるだろうし不得意もあります。物覚えの良い悪いは二の次です。
毎日する、という習慣が大切です。父の教えです。


先月、中学生の皆さんから職場体験のレポートを頂き、「なぜ働くのか」「医師になりたい」と思った日の事を思い出し、このブログを読んでくださる方へその思いを伝えたく、今回UPしました。
日々の忙しさのなかで、「なぜ?」と振り返ることは少ないけれども、時には立ち止まってゆっくりと考える事で、何となく過ごしていた毎日がより生き生きとし、心が晴れ晴れとしてくるのではないでしょうか。
今回、中学生の皆さんとの会話を通じて、医者として働く自分を再確認し、気持ちを新たに毎日の診療に取り組むことができ、大変感謝しております。
この場を借りまして、宮前平中学校の生徒の皆さん、先生方にお礼を申し上げます。
ありがとうございました。